24Feb2022そもそもこうだよ住宅設計昨年末に、増田奏さんが絵と文を書かれた「そもそもこうだよ住宅設計」が出版されました。2009年に出版されベストセラーとなった「住まいの解剖図鑑」の続編で、住宅設計を学ぶ学生、若い設計者、これから家を建てようと言う方々に向けた本ですが、若くない設計者やもう家を建てられた方々にもお勧...
05Apr2021料理はまるで住宅設計 ー コロナ禍中の日々一人暮らしを始めて約6年。必要に迫られて始めた最初の料理は定番のカレーライスだった・・・。 だんだんとレパートリーを増やして、今では鍋で煮詰めたブイヨンを冷凍ストックしたり、燻製にも 手を出すまでになった。面白くて楽しくてしょうがない。行きつけのスーパーの食材卸しサイクルも わか...
01Dec2015文藝春秋 掲載 『文藝春秋』2016 1月号「セカンドライフの住まい」について、増田 奏さんのインタビュー記事が掲載されました。http://homepage3.nifty.com/sma/pg108.html
28Jul2015騒動!新国立競技場 「新国立競技場」が、一から見直されるようだ。まことに御同慶の至りである。私がそれを喜ぶワケはいたって単純だ。ザッハ氏のオリジナル案だろうが、縮小案だろうが、あんな珍妙なスタイルの造形が日本の首都にあって欲しくないだけだ。(デザインとは、造形の美しさや面白さだけでなく、使い勝手は...
03Jul2013コダワリモナク「こだわりの一品」というテーマなので、アトリエの筆記用具を見渡してみた。鉛筆、ホルダー鉛筆、色鉛筆、水彩色鉛筆、ボールペン、万年筆、サインペン、マーカー、水彩用具・・・仕事柄、多種多様かつ多量であるのはやむを得ない。で、この中から「こだわりの一品」を選ぼうとして迷った。いや、困っ...
05Feb2011不思議な風景横浜で好きな場所について紹介するのが、このコラムの統一テーマです。ですが、私は今回紹介する場所をよく知っているわけではありませんでした。それどころか、今日初めてそこを訪れたのです。以前からその存在を気にしつつ、いつか行ってみようとは思っていました。そこで、造園業(株)暖壇の茂木信...
02Jul2010第1回 area Talk Bar レポート日時:2010年7月2日(金)18:00~20:00 場所:馬車道 大津ギャラリー 今回は、増田奏さんの「住まいの解剖図鑑」出版記念ということで、トークをして頂きました。 内容は、出版に至るまでの経緯や、本を作る時の大変な作業やエピソード。 そのプロセスは建築設計と相通ずる...
05Apr2010本牧通り春爛漫本牧通りの桜が今日、満開になりました。間門交差点から山手警察署へ至る約2キロの桜並木。今年も咲いてくれました。一昨日までの雨、昨日の強風、もしかすると満開を待たずに散ってしまうのではと心配しましたが、いやいや見事なものです。車道の車も歩道の人々も今日ばかりはゆっくりゆったり動いて...
09May2009横浜三渓園 春草廬「茶室って、結局は貧乏ごっこ、でしょ?」この言葉を最初に耳にしたのは、畏友のランドスケープアーキテクト中谷耿一郎氏と茶庭について語っていた時だ。彼がそう言うのを聞いて、おもわず膝を打った。それまでずっと漠としていたモヤモヤが、ある一言でサーッと晴れることがある。 土壁が剥がれ落ち...
24Dec2008プロの道具建築現場で職人さん達の使う道具に感心してしまうことが時々ある。写真は電気工事の職人が使っているもので、最近よく見かけるようになった。タバコの箱ぐらいの大きさの、アクリル製の四角い定規である。縦・横に5ミリピッチの目盛り、中心のマーク、水平・垂直の水準器、長辺小端にフェライトのマグ...
01Jun2008箱根細工子供の頃、初めて箱根細工を手にした時のことを憶えている。その精緻な造りに仰天するのは誰でも同じだろう。こんな膨大な数の小片をよくも根気よく組み合わせたものだと、気が遠くなるような作業をすぐさまイメージしてしまうのだ。造り手の思う壷である。だが、驚きが大きい分だけ冷めるのも早い。次...
10Oct2007暖炉と囲炉裏暑い夏がやっと終わってくれたとおもったら、いきなり冷え込んできた。(日本から秋が消えてしまうらしい)まもなく「火」が恋しくなってきそうだ。部屋の中で火が燃えていると嬉しい。ワクワクしたり、癒されたりする。暖房機械が設備された現代の居間では暖炉や囲炉裏にそれほど暖房効果を期待してい...