SH-60見学会

2017年10月22日、日曜日朝10時から、広瀬鎌二の設計によるSH-60の見学会を行いました。

朝から大雨の降る中、広瀬鎌二のお弟子さんである山本成一郎さんにご案内頂き、お施主さんが住まわれている状況を見学し、お施主さんから興味深いお話を伺いました。キャンティレバーで飛び出している住宅本体の下にあるヴォールト屋根のかわいらしい小屋は、当初駐車場であったものを宮脇檀の改修設計によりアトリエに再生されたもので、アトリエの中で見学者全員が丸テーブルを囲んでお施主さんのお話を聞く幸せな時間を持つ事ができました。SH-60見学会後は山本成一郎さんアトリエ兼自邸に徒歩で移動しご自邸の見学をさせて頂き、広瀬建築のSHシリーズ作品から晩年の木造作品へと至る思考の変遷等について座談会も行うことができ充実した見学会企画となりました。（保坂猛）