コロナ禍での生活の気づき  テレワークには家具で対応する


家にいる時間が多くなり、自宅の中をじっくりと見直す機会が増えてきました。我が家も自分で設計した家にもかかわらず10年も経つと「壁の一部に木を使ってみようかな」「あそこに棚があったら良いかな」などいろいろな考えが次々と出てきて止まりません。


  コロナ禍で家にいる時間が多くなった。

  家で仕事をすることが多くなった。

  小さくても良いので自分のスペースが欲しい。


 そのような声をよく聞くようになりました。これから設計する住宅ではこれらの要望が多くなり、書斎やmini書斎を設けるのは当たり前!となるかもしれません。 これが一過的なものなのか?自宅でのテレワークが定着し、働き方改革が進むのか? 予想するのは難しいですが、既存の住宅でも手軽にmini書斎を確保できないか。  

そのような要望に対して簡単に自分で組み立てることができ、大きさは自由に設定できるデスク付きのL型のシステム棚を設計しました。60cmピッチで大きさは自由で、縦板の配置で閉鎖的にしたり、開放的にして両側から使えるようになっています。棚板は鉄板にして、方立ての溝に自由に差し込めます。バーチ材の積層合板を使い、合板端部の処理は切り放しにしているので安く仕上がりました。きちんと端部の処理をしたウォールナットなどのバリエーションも合わせて考えています。

(諸角 敬)

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